『もしかして聖人』アン タイラー (著) 中野 恵津子(訳)

★★★★☆ もしかして聖人 作者:アン タイラー メディア: 単行本 前回の 『ノアの羅針盤』アン・タイラー(著)中野恵津子(訳) - 主夫の生活よりも時間がかかった、読むのに。一週間ぐらいかかっている。教会がらみのお話だったからだろうか? まあ、でもおも…

『ノアの羅針盤』アン・タイラー(著)中野恵津子(訳)

★★★★★ ノアの羅針盤 作者:アン タイラー 発売日: 2011/08/12 メディア: 単行本 内容の説明を「カーリル」やAmazonで読んで、なんか読んだような気がしたので借りようか借りまいか迷ったが、{まあ、少し読んでみて読んだことを思い出したら読むのをやめれば…

『犬の力』ドン・ウィンズロウ(著)東江一紀(訳)★★★★★

犬の力 上 (角川文庫) 作者: ドン・ウィンズロウ,東江一紀 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2009/08/25 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 175回 この商品を含むブログ (190件) を見る 犬の力 下 (角川文庫) 作者: ドン・…

『みかづき』森 絵都(著)★★★★★

みかづき作者: 森絵都出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/09/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (19件) を見るいやあ、おもしろかったな。『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア・マルケス)の戦後の日本を舞台にした教育にまつわる50年バージョンて…

『破滅の王』上田早夕里(著)★★★☆☆

破滅の王作者: 上田早夕里出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2017/11/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る第二次世界大戦ごろの話。 ワクチンや治療法のない細菌兵器をばらまいて、その参考になる資料を分割して敵対している数か国に渡し、お…

『生命、エネルギー、進化』 ニック・レーン(著)★★★★☆

生命、エネルギー、進化作者: ニック・レーン,斉藤隆央出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/09/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る生命は尊くもなければ尊くないわけでもない。尊いとか尊くないとかは人間が勝手に思うことだ。「火星…

『いつか、あなたも』久坂部 羊(著)★★★★★

いつか、あなたも作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2014/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る在宅医療の〈あすなろクリニック〉を舞台とする6つのお話。 〔主夫の生活〕の中でも〔https://www.facebook.com…

『芥川症』久坂部 羊(著)★★★★☆

芥川症作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る題名から予想できると思うが、芥川龍之介の作品にからめた6つの短編。笑えないのもあったけど、すべてが笑わせるのを目的としているのでは…

『スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録』 小笠原みどり(著)★☆☆☆☆

スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録作者: 小笠原みどり出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2016/12/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るバカバカしくなって読むのをやめた。それでも100ページぐらいは読んだか。…

『悪医 』久坂部羊(著)★★★★☆

悪医作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/11/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこのまえ読んだ(久坂部羊をいくつか連続で読む - 主夫の生活)対談本日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書)作者: 久坂部…

『第五番 』久坂部羊(著)

第五番作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/02/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る久坂部羊の本(たぶん『芥川症』他(前回新書を借りたときは在庫だった))を借りに行った(返すと同時に)ら、こ…

久坂部羊をいくつか連続で読む

テロリストの処方テロリストの処方作者: 久坂部羊出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/02/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る面白かったけど、もう忘れた。 モーツァルトとレクター博士の医学講座モーツァルトとレクター博士の医学講座作…

『景観から歴史を読む―地図を解く楽しみ』足利健亮(著)★★★★★

景観から歴史を読む―地図を解く楽しみ (NHKライブラリー (91))作者: 足利健亮出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 1998/10メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る知らないことがいっぱいで、というか知らないことだらけで、とっても有意義な…

『スリランカの赤い雨』松井孝典(著)★★★☆☆

スリランカの赤い雨 生命は宇宙から飛来するか作者: 松井孝典出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2013/11/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る前半は、スリランカとインドに降った赤い雨についての報告。 後半は、現在ウェールズ大学・…

『死都日本』石黒耀(著)★★★★★

死都日本 (講談社文庫)作者: 石黒耀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/14メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 19回この商品を含むブログ (28件) を見る読んだのは2007年版、これとは表紙デザインが異なります ひさしぶりにおもしろい本をよんだ。破局噴…

『進化しすぎた脳』池谷裕二(著)★★★★★

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/19メディア: 新書購入: 49人 クリック: 230回この商品を含むブログ (256件) を見る前半は脳のマクロ的というか脳全体としての働…

『食べて、祈って、恋をして』エリザベス・ギルバート(著)那波かおり(訳)★★☆☆☆

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書作者: エリザベスギルバート,那波かおり出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2009/12/17メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見るこれはイカ…

Malapropism*1ではない英語の地口

"See you later, alligator" "In a while, crocodile" 韻を踏んでるだけ。無意味な語を単純に付加する(われわれはそれを〈単つけ〉と呼んでいる)、たとえて言うなら、 「久しぶりぶり、ブロッコリ」 とか 「まいったまいった、マイケル・ジャクソン」 とい…

『人は海辺で進化した』エレイン・モーガン(著)望月弘子(訳)★★★★★

うんこ れはいい。アクア説について読みたいのならば、『女の由来 もう一つの人類進化論』エレイン・モーガン(著)望月弘子(訳)★★★★☆ - 主夫の生活など読まずにこれを読んだほうがいい。ウーマン・リブ的な余分なことがなくていい。文章も冗漫でなくてい…

『ことばの発達の謎を解く』今井むつみ(著)★★★☆☆

ことばの発達の謎を解く (ちくまプリマー新書)作者: 今井むつみ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/01/09メディア: 新書購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る言葉づかいは優しいんだが、〈ことば〉というなにぶんにも形のないも…

“『昨日までの世界』ジャレド・ダイアモンド(著)倉骨彰(訳)★★★☆☆”への追補

ポリネシアとかメラネシアとかミクロネシアとか(ちゃんと区別ができてない)の太平洋の島々の人たちにどうして肥満やそれにともなう(?)糖尿病がおおいのか? 考えてみればアタリマエのことだった。島まで行くときや(いってからも?)食糧不足に強いそう…

『昨日までの世界』ジャレド・ダイアモンド(著)倉骨彰(訳)★★★☆☆

昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2013/02/26メディア: ハードカバー購入: 5人 クリック: 46回この商品を含むブログ (35件) を見る昨日までの世界(下)―文明の源流…

『人体 失敗の進化史』遠藤秀紀(著)★★★☆☆

人体 失敗の進化史 (光文社新書)作者: 遠藤秀紀出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/06/16メディア: 新書購入: 18人 クリック: 82回この商品を含むブログ (83件) を見るたくさん本を書いている人にありがちな、次から次へとどんどん言葉が湧き出てくるよう…

『女の由来 もう一つの人類進化論』エレイン・モーガン(著)望月弘子(訳)★★★★☆

女の由来―もう1つの人類進化論作者: エレインモーガン,Elaine Morgan,望月弘子出版社/メーカー: どうぶつ社発売日: 1997/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る どうして2足歩行をするようになったのか? どうして道具を使うようになったのか…

『硝子の葦』桜木紫乃(著)★★★☆☆(つづき)

そういえば、この本を読んでいるとき、ずっとこの曲 が頭のなかで鳴っていたのだった。

『硝子の葦』桜木紫乃(著)★★★☆☆

こんどの自動車図書館がくるのが7月27日なので、それまでにまだいくらか日がある。借りてる本でまだ読み終わってない本がないときに読む本がないことはない。どこかに書いたかもしれないがこれ『ローマ ある都市の伝記』(クリストファー・ヒバート(著)横…

『常識人の作法』加藤秀俊(著)★★★☆☆

常識人の作法作者: 加藤秀俊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/10/05メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る気になる本のリストの登録日は2010年11月14日になっていた。だいぶたってるな。残っているので、つまりまだ読んでな…

『銃』中村文則(著)★★★☆☆

銃作者: 中村文則出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (20件) を見るYちゃんには本当にお世話になっている。色んな物をしょっちゅうもらっている。玉ねぎとか、キュウリの漬物とか、みかん…

『梅棹忠夫 語る』梅棹忠夫×小山修三(対談)★★★☆☆

梅棹忠夫語る 日経プレミアシリーズ作者: 小山修三出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/09/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (32件) を見る妻のために追加で2冊借りてきたさくらももこの本あのころ作者: さくらも…

『マイクロワールド』マイクル・クライトン & リチャード・プレストン(著)酒井昭伸(訳)★★★★★

マイクロワールド (上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)作者: マイクルクライトン,リチャードプレストン,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/04/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (13件) を見るマイクロワールド (下) (…