『生命、エネルギー、進化』 ニック・レーン(著)★★★★☆
- 作者: ニック・レーン,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本
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生命は偶然と必然の産物だ。条件が偶然ととのいさえすれば必然的に生じる。ただの物質のあり方のひとつだ。
どうしてまたどのように電子やイオンが動くのか。核はどのようにしてできてどういう意義があるのか。卵子がなぜ精子に比べて極端に大きいのか。など、いままで知らなかったことというか疑問にも思わなかったことがわかった。が、細胞膜がどのようにしてできたのか、つまりどのようにして岩からはなれて自由の身になったのか(俺のいちばん知りたかったことのひとつ)、また細胞壁がどのようにしてできてどのようにして失われたのか、はわからなかった。細胞膜については言及されていたような気もしたのでさがしてみたが見つけれなかった。図書館の近くへいく用事があったので返却期限を2日残して返却してしまい、いまとなっては確認できない。次回の自動車図書館で受け取れるよう、さっきまた予約しておいた。
とても詳しく書かれていて、それゆえよくわかることもあるが、それゆえ余計にわかりにくいこともあったし計算がおかしいんじゃないか?と思うところもあった(なので★マイナス1)。が、それは俺がおかしいのかもしれない。きっとそうだろう。