『マイクロワールド』マイクル・クライトン & リチャード・プレストン(著)酒井昭伸(訳)★★★★★

マイクロワールド (上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

マイクロワールド (上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

マイクロワールド (下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

マイクロワールド (下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

おもしろかった。クライトンひとりの作品といわれても俺はわからない。違和感なし。期待したり落胆したり安堵したりのジェットコースター。もうほんとにこれで最後なのか。
『パイレーツ −掠奪海域−』(「パイレーツ −掠奪海域−」マイクル・クライトン(著)酒井昭伸(訳)★★★★☆ - 主夫の生活)では校正もれがやたらとおおくとても残念だったので危惧していたのだが、杞憂だった。といっていいだろう。気になったのは1箇所。下巻の140ページで突然〈エレン〉という名前が登場して{???}となったのだが、〈カレン〉のまちがいだろう。〈エリカ〉という人物のことに言及している箇所なので、〈エリカ〉の〈エ〉にひっぱられてしまったのか。