『食べて、祈って、恋をして』エリザベス・ギルバート(著)那波かおり(訳)★★☆☆☆

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書

これはイカン。[Malapropism*1ではない英語の地口 - 主夫の生活]でも書いたけど、考えすぎだ。第3部インドネシア編にはいってすこしはよくなったかと思ったが、やっぱりダメだ。途中から考えはじめてまったわ。考えてはいかん。感じるのだ!
こんなもんが700万部超とはねえ。世界中考えたがりだらけだね。
でもまあ、ちょっと笑えるところもあったので1つオマケして2つということで。
イタリアが好きでイタ車には3台乗り、音楽についても「CDを買った - 主夫の生活]のごとしで、インドには6回行ったほど好きで、バリは1回だけだけどなんか体によく馴染んだ。そんな俺なので、これは面白くないわけがない、と思って読みはじめたけど、アカンかったわあ。
ところで、この本を何で知ったかというと、まだわが家のTVで放送が見れたころ、これの映画化されたやつのCMを見て「おもしろそう」と俺が言ったと下の子が言っていたが、言われてみればたしかにそんな気がする。
だが、直接のきっかけはもちろんそれではなく、[ロシア駐在日記]というブログのなかで出てきたからである。なんかロシアでも流行っていたような。
しかし、この本よりもこのブログのほうがはるかにおもしろい。おもしろくて、最初にさかのぼって、そこから最近までずーーーっと読んでしまった。日本在住のロシア人女性と日本人男性の夫婦とその子らの一家が、ロシアのニジニ・ノヴゴロドという俺も知らなかったがロシアで3番目か4番目に大きな街に駐在して、そして日本帰ってくるという物語である。
そのなかで、「名古屋」「名古屋」となんども出てきて、どうも日本では名古屋にお住まいだった(いまは東浦町?だとしてもわが家からはそんなに遠くない)ようで、親近感を感じていたのだが、なんとご主人の実家が緑区の大清水(参考:「太陽光発電スタート 名古屋・鳴海のメガソーラー級施設」(中日新聞))らしい。もうお隣さんじゃないか。俺もそっちのアオキスーパー鳴海店まで安いキャベツやレタスやチキンやうどんや焼きそばや低脂肪乳を買いによくいくのだ。そういえば今年の夏ごろか、ご本人たちにあってるかもしれない。ヨーロッパ系のお母さんと日本人の父さんと子どもは2人だったかどうか忘れたが、おりこうさんに袋詰めをお手伝いしていたのを覚えている。そのころはそのブログの存在も知らなかったのだが。