「優雅なハリネズミ」ミュリエル・バルベリ (著), 河村真紀子 (翻訳) ★★★☆☆

優雅なハリネズミ

優雅なハリネズミ

少女の日記の部分はまあいいのだが、管理人のおばさんのほうがいかん。哲学的というか観念的というか読んでもよくわからん。でも、そうばかりではなく、おもしろいところも半分ぐらいはあるので、みっつ。声を出して笑えるところも多かったよ。
いやあ、それにしてもフランス的なエンディングだったなあ。そう言うとどういうエンディングかわかっちゃう人が多いだろうから、白字にしておくね。
あ、忘れてた。なにが[初めて]かというと、このまえ「名簿を作りながら読むことをおすすめします」なんてことを書いたので(「もう、服従しない」(アヤーン・ヒルシ・アリ 著 / 矢羽野薫 訳)★★★★☆ - 主夫の生活)、それをやってみたんだ。読み始めてちょっとして気づいてやり始めたんで、2〜3人ぬけてるかもしれないけど、犬や猫も含めて39。いやあ、これいいね。何度もお世話になったよ。これからもやろっと。