「鹿男あをによし」万城目学(著)★★★★★
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 409回
- この商品を含むブログ (493件) を見る
さて、
いやあ、おもしろかったなあ。読み終えたあと、爽快な気分になれるね。ライトノベルというのかな?青春小説?まあいいや。とにかく読みやすいんだけど、やっぱり、架空のシステムなのに、きっちり構築されていて、矛盾がないところがいいね。そういうのって、得てして「えー?〇〇だったんじゃないないの〜?」みたいなところが出てくるんだけど、そのへんはこのまえ読んだ「鴨川ホルモー」*1と同様ちゃんとしてるわ。「あれれ?」と思ったとしてもそれはこちらのまちがいで、少しもどって読みなおせばいつも「ふむふむ」と納得できるのであった。
それにしてもドラマの玉木宏は、考えてみればじつにうまいキャスティングだったな。立派な鹿顔してますわ。