「鹿男あをによし」万城目学(著)★★★★★

鹿男あをによし

鹿男あをによし

前回借りた本を[無事]全部読み終えてほっとしていたら、このまえの土曜日〈1月29日)が自動車図書館の日で、またまた読書生活が始まってしまった。今回も最大の8冊借りて、うち少し薄いのも3冊ぐらいあるけど(これもそのうちの1冊)、他にかなりぶ厚いのもあるので、トータルでは前回と同じくらいの量だ。初めて読む作家の本もあるので、読みきれるかどうかまったく目処がたっていない。次回の自動車図書館の日は3月19日なので、貸出期間も前回と同じくらい(計算は面倒なので省略)。


さて、


いやあ、おもしろかったなあ。読み終えたあと、爽快な気分になれるね。ライトノベルというのかな?青春小説?まあいいや。とにかく読みやすいんだけど、やっぱり、架空のシステムなのに、きっちり構築されていて、矛盾がないところがいいね。そういうのって、得てして「えー?〇〇だったんじゃないないの〜?」みたいなところが出てくるんだけど、そのへんはこのまえ読んだ「鴨川ホルモー*1と同様ちゃんとしてるわ。「あれれ?」と思ったとしてもそれはこちらのまちがいで、少しもどって読みなおせばいつも「ふむふむ」と納得できるのであった。
それにしてもドラマの玉木宏は、考えてみればじつにうまいキャスティングだったな。立派な鹿顔してますわ。