「スリーピング・ドール」 ジェフリーディーヴァー(著)池田真紀子(訳)★★★★★

スリーピング・ドール

スリーピング・ドール

いやあ、おもしろかった。緻密で、意表をつかれて。おれはリンカーン・ライムのより、キャサリーン・ダンスのやつのほうが好きだろうな。というか、最近のやつのほうが好き、なのかもしれない。
フアンとその弟の件についてどこかでよんだ記憶があるぞ、なんか本のデジャヴュみたいだ、と思っていたのだが、ああそういうことだったのか、たぶん『ロードサイド・クロス』で読んだんだ(『ロードサイド・クロス』ジェフリー・ディーヴァー(著)池田真紀子(訳)★★★★★ - 主夫の生活)。あんときはどういうことなのか何が起こっているのか過去に何があったのかよくわからなかったけど(それでもじゅうぶん楽しめたが)、あそこにこうやってつながっていくんだァ。なるほどね、って感じ。