NSRで用事3つ
NSRは甥っ子のHくんの単車である。このまえなぜか「預かってほしい」といって石川県から乗ってきた。2ストの250。
すごいよ。加速と気持ちにタイムラグがないんだ。スロットルやアクセルペダルの操作とのタイムラグじゃないよ。もちろんそれもないけど、ここで問題にしてるのは〈気持ち〉との差。クルマはもちろんだけど、DragStarだって{加速するぞ}って思ってから加速する。でもこれは{加速するぞ}って思ったときにはもう加速してんだ。いやむしろ気持ちよりさきに加速してるかな。ちょうど意識よりさきに体が動く(「息の発見」五木寛之×玄侑宗久(対話者) ★★☆☆☆ - 主夫の生活)みたいなもんだな。{おいおい待てよ}って、逆にセーブしなかんくらいだもんな。ああそうか、こういうのを《じゃじゃ馬》というのか。
1つめは妻の病院の予約
子宮頸がん後の定期健診。いまはもう半年に1回。予約はたいてい俺がとりにいく。男ひとりで産婦人科にいくのはいまだにちょっと恥ずかしい。
2つめは図書館で本の返却
このまえの〈『大槻教授の最終抗議』大槻義彦(著)★★★☆☆ - 主夫の生活〉と奥田英朗の『我が家の問題』を返す。
『我が家の問題』は予約してあった1冊だったんだが、もうすでに読んだ本じゃないか、読んだかどうかも忘れられるとは奥田英朗もずいぶんたるい本を書いたものだなあ、でもはやく読みたくて待っている人がいるといけないから、とさっそく返すことにしたのだ。
ところがっ!!!いましらべてみたら、あれれ???ないぞ…うわぁ〜、読んだのは〈『家日和』奥田英朗(著)★★★★★ - 主夫の生活〉じゃないか。チキショー、表紙が似てるんで勘違いしちまったぞう!
と
天白に在庫があるから借りてこようかな。まあ次回でいいか。なんか奥田英朗も、ちょっと飽きてきたというか、たるくなったというか、〈「無理」奥田英朗 ★★★★★ - 主夫の生活〉とか〈「空中ブランコ」奥田英朗(著)★★★★★ - 主夫の生活〉を読んだときのようなインパクトなくなってきちゃったからなあ。