「東海道中膝栗毛」(十返舎一九)をよみおえる

東海道中膝栗毛 宮の宿にて

といっても、こどもむけの「世界の名作図書館」シリーズ(講談社)におさめられたものである。
うえのこは、中学1年生になるのに、いまだに、よるねるまえ、よみきかせを要求するのである(いわんや、したのこをや)。まあ、おれにとっても、普段よまないような本がよめるからいいのだが。
特に、これは江戸っこ弁がおもしろくて、音読がたのしい。ときどき意味のわからないところもあるけど。あの時代の風俗も興味ぶかいし、お馬鹿なエピソードもそれなりにおかしい。
で、そのなかに、地もと有松や鳴海についての記述を発見し、うれしくなる。有松にすみはじめて、まだ10年と半としほどにしかならないが、すっかり地もとになっている。まあ、いますんでいるところが地もと、ということか。おれの本当の地もとは北区なんだろうが。
ちなみに、いままで、中村区に2年半ぐらい、三重県の津に1年半、新交通システムピーチライナー」の廃止や地盤沈下でちかごろよく話題にのぼる小牧市桃花台に4年半弱、そして有松。それ以外は北区である。そういえば、このおはなしのなかに、大学のときすんでいたくらの近くにあった「江戸橋」もでてきたぜ。まだあのくらはあるのだろうか?
でもって、さっき、新聞をよんでいると、十返舎一九が名古屋の知人にだした てがみが解読され、こんにゃくをあてる いしをくうエピソードは そのひとからしこんだねた、という記事を発見。またもや地もと関連であり、偶然の一致とタイミングのよさにビックリした次第。
追記:http://litmix.net/938C8A4393B9928695478C4996D1/へ、トラバ返しでぇ。