Dimension C521 のなれのはて

おととい24日、3連休があけるのをまってDellのサポートに電話する。予想はされていたことだが(電話に出たのは中国訛りの人で)、状況を説明し、指示をきき、それにしたがってゴニョゴニョやって、「ソレデシタラ、修理ニダスカ買いカエルカシカナイデスネ」との御託宣をえる。
「修理はイカほど?」ときくと、「当社ノ修理代金ハ定額制トナッテオリマシテ最低5万最高6万デゴザイマス」とのこと。定額じゃないじゃんとも思ったが、それはまあ幅のある定額ということで許してやろう。
いずれにせよそんな高額ではやすいPCが2台、または、普通のPCが1台は買える。それに、搭載していたOSがXPなんでサラサラなおす気はない。
で、その電話のあと、目をつけておいたHDDのケースをAmazonに注文。こういうやつ

翌朝、妻を千種スポーツセンターまで送って帰ってきたら届いとった。12時〜14時配達希望としておいたのに、下の子が家にいてよかった。それにしてもはやい。注文してから24時間たっていない。
それなのに、そのあと、銀行がきたり、下宿から帰ってきている上の子のつきあいで買い物にいったりと、なかなか落ち着かず。せっかくはやく届けてもらったのに、作業は夕飯のあとになってしまった。
それでも、取りはずしから組み込みまで合わせても5〜6分の作業で完了。
Amazonのカスタマレビューにあるように、ネジが引っかかってケースにおさめにくい、なんてことはまったくなかった。また、LEDが明るすぎるというレビューがあったが、わが家では、Dimension C521 のディスプレイをそのままノートPC用の拡張画面として使うことにしたので、それにかくれてて問題ない。
ただ、Dimension C521 の内蔵HDをデータを救出するだけで常時つかうわけではないから、と、あえて電源連動ではないモデルにしたが、やっぱりいざ使えるとなると、常時つないで使いたくもなるので、もし今度こういう機会があったら電源連動タイプにしようと思う。
心配していたパスワードのかけてあるWindowsアカウントのファイルも、最初にフォルダを開くとき

というダイアログが出るだけで(フォルダが開くまでには相当(数分)かかる)、2回目以降は普通にアクセスできる(時間もかからない)。
ちなみに、このダイアログは、上のキャプチャ画像で〈Guest〉となっているのを見ても想像がつくと思うが、Windowsアカウントにパスワードが設定してなくても出る。
それにしても、いくらWindowsアカウントにパスワードをかけておいても、PCごと盗まれて内蔵HDDを取り出されてしまえば、中身は見放題ということになる。シマンテック、個人・企業のパスワード管理に関する意識調査 -INTERNET Watch Watchによると、シマンテックが2013年10月30日に発表した「『個人・企業のパスワード管理』に関する意識調査」では、パスワードを「パソコンやスマートフォンのファイルとして保存している」人が16.7%いたそうだが(俺もむかしはそうだった)、それは即刻やめたほうがいい。
ついでに、Brain Salad Surgery は、やはり、Dimension C521 のHDにはなかった。
少しまえからXPのサポート終了がいろんなところで話題になって、俺も、4月以降どうしようか?とずいぶん考えていた。Windows7に入れ替えようか、そのままXPで横着を決めこむか。ああだこうだかんがえて、いまのところ、Linuxを入れるという心づもりではいた。それも経験がないので不安と道づれなわけだ。それがこんな形であっけなく幕引きとなるとは。このご時世に、一人1台PC的なものがないと、すこし不便なこともあるが(それでもある程度は激安スマホで対応できる)、これで一気にいろんな問題がかたづいた。
イヤなことでも(たぶん)すべて、時がたてば楽しい思い出になる。(たぶん)すべては、時が解決してくれる。