『ダークゾーン』貴志祐介(著)★☆☆☆☆

ダークゾーン

ダークゾーン

まだほんの50ページほどしかよんでないが、あきらめました。おれにはむかん。とおもう。
主人公はプロ棋士の卵である大学生。だったはずだがなぜかモンスターになっている。彼の仲間も(知らない人もすこし)モンスターになっている。そしてなぜか戦わなければならない。なぜかはわからないが戦わないと殺されてしまうので戦わなければならない。ただし4回まで死ぬことができる。戦うということは当然相手がいるわけで、相手もやはりおなじような境遇らしい。彼らはそれぞれ、将棋の駒のように動ける範囲や得意技がことなり、それをいかして戦うことになる。主人公は[王将]で作戦をたてる立場にある。
ファンタジーというやつなのか。おれは[遊戯王]を思い出していた。「うーん、困った」と思いつつ読みはじめたが、読むというコストにみあうリターンがえられそうにない。禁を犯してうしろの方をのぞいてみたら、まだおなじような戦いが続いているようなので「こりゃかんわ」となりました。
たまたま本のはじめの方にはさまっていた出版社の[最新刊の案内]によると、「1997年日本ホラー小説大賞」「2005年日本推理作家協会賞長編賞」「2008年日本SF大賞」「2010年第1回山田風太郎賞」をもらってるようなので、かなり期待してたのに。