『解夏』★★★☆☆

解夏 [DVD]このまえの『いつか読書する日』★★★★☆ - 主夫の生活から長崎つながりだなあ。こっちは劇中でたしかに「長崎」といっている。『いつか読書〜』にでてきたのとおなじ配色の路面電車もはしってた。
やっぱり大人の映画だけど、これなら若い人にもうけるかもしれない。主人公が20〜30歳ぐらいの男女だからね。結婚を前提としておつきあいをしてるぐらいの。
写真もきれいだし、おちついていて、いい映画だったんだけど、なんかいまいちなんだよなあ。目が見えなくなるということにあまり実感がわかないからかなあ。あの恐怖にあんまり共感できないみたいなんだよね。
でてくる人がいい人ばっかりだからかなあ。そういうお話をだいぶまえからかなりつよく待ち望んでたんだけど、やっぱりそれじゃあおもしろくないのだろうか。
こんどの柄本明はよかったよ(『天国までの百マイル』★☆☆☆☆ - 主夫の生活とちがって)。それと松村達雄のせりふはよかったなあ。「目が見えなくなったとたん恐怖がなくなる」ってね。そりゃそうだろうけど。
長崎は、住むにはちょっときつそうだけど、少しだけ行ってみたいような気がする。