ミラバンの燃費

あのときあそこで「この件はのちほど」みたいなことを書いたのだった(レタスは値上がり中? - 主夫の生活)。
ひさしぶりに20km/リッターをこえた。約20.4km/リッター。平均給油間隔は45日ぐらいだが、このときは12日だった。というのも、大津へ行ったり小里川ダムへ行ったりしたからだ。前回20をこえたのは昨年の11月7日で約21.1km/リッター。このときは下呂の河原に風呂に入りに行ったのだった。そのまえがやはり昨年の4月22日。このときは下の子のサッカーの合宿の様子をみに静岡までいった。やっぱり長距離走るとちがうなあ。日ごろチョイ乗りばっかりだけに。

さて、大津だけど

そっちに用事があると妻がいうので、いっしょに行くことにしたのである。妻が用事をしているあいだ、俺は琵琶湖を1周しようかなあ、なんて思っていたが、1周180kmもあるらしいので、それはやめた。
向こうの時間が決まっていることなので行きは高速(伊勢湾岸〜伊勢自動車道新名神)。帰りは、、、長いこと通行止めだった石榑峠はもう通れるようになっているかな?と思ってWWWで確認してみると、おお、通れるじゃないか。何年ぶりだろう。ということで、帰りは国道421号線をちんたら走ってきて、途中でやっぱり通れなかったからやり直しなんてことになってもいいように、どこかで車中泊する覚悟でいたのだ。まあ、あのへんなら山のほうなのですこしは涼しいだろう、ということで。
出かけるまえに妻は言ったというのだが、俺は聞いてない。のか思い出せないだけなのか。向こうについてから、どうせ泊まるなら翌日同じ滋賀県内の野洲(やす)というところに行きたいと言いだす。だったら、そんな鈴鹿山脈まで行ったらいかんわ。もっとこっちのほうで泊まらんと。
ということで、矢橋帰帆島(やばせきはんとう)というところで泊まったのだ。大津の対岸にある人工島である。暑かった。雨がふって窓があけれんし。ルックス重視でドアバイザーつけてないからね。でも、朝がたはちょっと寒かったな。
朝まで釣り人の出入りが結構あって、大きな声でしゃべる人たちもいて、ちょっと鬱陶しかったな。でも、しょうがないわな、みんなの駐車場なんだから。だいたいそんなとこで寝とるやつがおるとは思わんだろうし。
ああでも、愛知県から来たという自転車野郎2人が公衆便所の軒下で泊まっとったぞ。それも気づかんか。粗大ごみみたいだからな。それにしても、タフだよなあ。
それでその便所というのが、太陽電池で電源供給しているらしく、夜はまっ暗なんだよね。たいして困りゃあせんけど。
ひまなので島を一周(3.8km)散歩したんだけど、こんなところです。
大津方面を見る
琵琶湖側
陸側
近くにでっかいイオンがあって、便利だったよ。電気屋でくじをひいたら、はずれ(ポケットティシュ)だったけど、「わざわざ名古屋から来てくれたので」ということで食器洗い用のスポンジにしてくれた。わざわざ電気屋のために来たんじゃないけどね。
翌日、妻をおろしたあと、俺はひまをつぶすために近江富士花緑公園というところにいった。かなりさびれた感じだった。こんなところです。


見上げるとちょっとした山に雲がかかっていた。

公園内の案内看板があったので、それで時間のことも考えて、こんなふうに回るといいかな、と見当をつけて散歩をはじめた。
はじめのうちは本当に散歩ってかんじだったけど、だんだん坂が急になってきたんだよね。そうしたら、そのうち、山道ってかんじになってきて、火焔茸に気を付けろ触っただけでただれるぞっていう掲示があったりして、ころんで手をついたところにそれがあったらどうするんだと思いながら、地図の看板を見ると、頂上まで1.6キロだったかな?たぶんそのくらい。そのくらいならちょうどいいかな?なんて、平地の感覚で考えてちゃいかんわな。というか、あんなにけわしくなるとは思ってなかったから。
だんだんだんだん険しくなってきて、もう完全な登山。雨が大降りになるといけないと思って、傘を持ってきてよかった。つえがわりになって。
もうやめよかな?とも思ったけど、あと500メートルとかって出てると、そのくらいなら、って思っちゃうんだよね。ああいうのは、ちょっと多めに書いといてもらわんとあかんわ。
下はゴツゴツのかどばった石だらけ。俺は、いつものごとくビーサンなので、もし鼻緒が切れたらどうするんだ、こんなゴツゴツのところ歩けえへんぞ。といっても歩いてもどる以外ないよなあ、もしそんなことになったら足が切れて血だらけになっちまうぞ。とか思いながら、体重が鼻緒にかからないように気をつけて歩いた。それでも、ビーサンと足の裏のあいだの泥んこがぬるぬるしてビーサンの上で足が滑るんだよね。
あと150メートルみたいな表示があって、おおもう少しだとがんばって、つぎの表示があったので、もう頂上か?と思って見ると、あと100メートルって。え?ずいぶん歩いたつまりのにまだ50メートルしか歩いてないのかよ。
でも、なんとか頂上につきました。


頂上で地元のおっさんたちにあったけど、「わしらも軽装だけど、サンダルで登ったことはないなあ」って言ってたよ。
下りるのははやっぱり楽だわ。上りにくらべるとうんとはやかった。ほとんど下まで来たくらいで妻から電話があって、時間的にはちょうどよかったです。


というわけで、帰りは国道421号線を通って、永源寺ダムですこし休憩。そして石榑峠石榑トンネルになっていたのでした。そういえばむかし工事してたなあ。旧道の方は土砂崩れかなんかで通行止めになってて、トンネルつくってるからなおすのが馬鹿らしいんで、そのままなおさずほったらかしておいたんだな。いまも旧道は通行止めのようです。もうなおす意味ないもんね。
おかげで、酷道じゃなくなっちゃったけど、はやく滋賀-愛知間をぬけれるようになったよ。行きは大津までで帰りは野洲からだから、帰りのほうが距離的にはちょっと短いけど、行きは2時間帰りは2時間半てところかな?高速つかってもたいしてアドバンテージないもんなあ。
それから、大津が(京都はなおさら)あんなに南のほう(名古屋に対して)にあるとは知らんかった。野洲まで上がってもまだ南。まあ、俺んちと同じくらいだけど。うちはほぼ最南端だから。

小里川ダム

大津のほうが長くなりすぎて、こっちがかすんじまうよ。
小里川ダムはエレベータで堤体の内部に入っていける、という話を聞きつけて、行きたくなっちゃったんだよね。
で行ってみたんだけど、庄内川河川事務所:お知らせというページがあるのを見落としていたのだよ。
中に入れなくて残念。平日いけばいいんだ。ひとりで。でも、ひとりでいくほどダムマニアってわけじゃあないからね。まあいいや、またの機会にってことで。
行きは瀬戸経由(国道363号線)、帰りは豊田経由(国道419号線)だったんだけど、瀬戸経由のほうが断然おもしれえなァ。
そういえば、帰りに豊田の上坂商店(五平餅の上坂(こうさか)へいく - 主夫の生活)によって五平餅を買おうと思ったのに、こっちも臨時休業だったんだよね。