ひざが痛む

あれは去年-おととし-そのまえの年だったと思う。特定健康検診、いわゆるメタボ検診を受けた。結果、LDLコレステロールが高いと言われ、薬をのむか3ヶ月執行猶予にあたえるので頑張って生活改善するか、とせまられ、俺は後者を選んだのだった。3ヶ月後に受診するということで。
LDLコレステロールを下げるには運動しかない、というので、それ以来、それまで自転車でいっていたちょっとはなれたスーパーにも歩いていくようになった。そして、毎朝納豆といっしょに食っていた玉子もやめたし、子持ちししゃもも大好きだった辛子明太子もほとんど食っていない。
ただ、3ヶ月後の受診はわすれたことにしておいた。
そして、その翌年(つまりおととし)は、あの耳下腺が腫れた年だ(空白の3日間 - 主夫の生活)。耳下腺が腫れて医者にかかった日というのは実はたまたま特定健康診査の予約のしてあった日で、その日に耳下腺関連の検査用の血液と特定健康診査用の血液をとった。なので耳下腺関連の血液検査結果ですでにわかっていたことだったが、特定健康診査の結果でもLDLコレステロールの値は正常範囲。そりゃ当然だ。同じ日にとった血液なんだから。
しめしめ、そら見たことか、どうだやればできるんだ、と思って、少し気をぬいたのかもしれない。
その翌年(つまり去年)は、前年と前々年にいった医者がやたら混んでいるので、別のところにした(特定健康診査 - 主夫の生活)。まえのところは結果をわざわざ聞きにいかなければならず(そのため、もう結果がきてるかかどうか電話でたしかめ、まだの場合は、また電話して…)、じつに面倒だったが、ここは郵送(しかも無料で)でOKなのでありがたかった。
そのときの結果は書かなかったかもしれないが、またもや、正常値を上回っていたのだった。備考欄のようなところに「受信してください」とあったが、受信していない。だから、今年はちょっと行きづらいのだ。
それで、そのあと、歩く距離をすこしふやしたのだ。それがいけなかったのかなあ。
はじまりは、暑い夏の日、俺は、短パンにアロハシャツ、ビーサンに麦わら帽子という姿でフィールまで歩いていった。途中でハルカちゃんのお母さんにあって「涼しそうな格好ですね」と声をかけられた。が、ちっとも涼しくはなかったのだ。
それがいけなかったのだと思う。やや脱水気味だったのではないか。左ひざだった。
それから、ときどき痛むようになり、秋ごろには継続的に痛むようになり、ミラバンのクラッチ操作でかなり痛むようになり、冬になると動かさないでも痛むようになり、春になると右ひざまで痛むようになった。
ところが、夏になって、わりといい。ほとんど気にならない。
ということで、下書きに保存していたことも忘れていたのだ。