大深度地下の利用

堆肥場所について。
今までの使い方では冬季に分解速度が落ちて飽和することが明らかになったので、もっと深くまで掘り下げることにした。他に適切な場所も見つからないので、今の場所でキャパを増やすのが一番いいと考えた。
ようやく、地温も上がってきたとみえて、ミミズの数も増えた。まだ未分解のものもいくらかあるが、だいぶ土っぽくなってきてはいる。深く掘ると、下のほうは上のほうとまったく違う色をしているのに驚く。が、もともとは上のほうが下のほうと同じ色だったはずなのだ。それが、有機物の投入によって今のような黒っぽい色に変わってきたのである。
だが、こういうことを続けていけば、その肥えた土をもっとやせた土と入れ替えることをしていかない限り、いずれは飽和してしまうのだろう。雨で栄養分が浸出していくだけでは収支が合うとは思えない。やはり、別の場所を考えるべきなのだろうか。