チートスとスコーンの食べくらべ
ずっとそれらのちがいが気になっていた。というか、区別がつかないのだ。そして、混同もしていたのだ。
あるとき、湖池屋のWWWサイトで、なにかのプレゼントキャンペーンに応募するとき、[なにか一言]欄のようなことろがあって、俺は湖池屋製品のファンであることを伝えるために「チートス大好き」と書いたのだ。ところが[チートス]はフリトレーの製品で、湖池屋のは[スコーン]だったのだ。まるで皮肉じゃないか。なんか悪いことしちゃったなあ。
そこで、このたび、湖池屋の[スコーン]とフリトレーの[チートス]を2つ同時に食べて、そのちがいをたしかめよう、の儀ををとりおこなった。
左がフリトレーの[チートス]、右が湖池屋の[スコーン]
- 形状:チートスのほうがデコボコしてる。
- 色:チートスのほうが濃い。チェダーチーズ様の色である。
- におい:チートスのほうはなんか酸っぱい系のにおいがまじっている。スコーンはちょっとあられっぽいにおいがまじっている。
- 食感:チートスのほうが表面硬さがある。内側(実質)のちがいはわからない。
- 味:チートスのほうが少しだがアタックも強く、またサステインも長い(後味をひく)。スコーンのほうがやや薄味。やはりちょっと和風。
と、エラそうなことを書いてきたが、このあと上の子とブラインドテスト対決をしたのだが、全然あてれんかった。まあ、だから、ほとんどいっしょ、ということだな。
ところで、[スコーン]のスペルだが、まさか[scone]ではあるまい。[scone]って、ケンタッキーフライドチキンのビスケットみたいな食い物のことだろ?おなじ食い物というジャンルの中でおなじ言葉でちがうものをあらわすのはちとまずいんじゃないか?
ほかに発音から考えられるスペルは[scorn]だろう。ところが[scorn]という語には、 “(怒りをこめた激しい)軽蔑,さげすみ,あざけり”(scornの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書より)という意味がある。これも、おおいにまずいよな。Starvationという店名を見たことがあるが、それよりはほんのちょっとましかもしれんが。
じゃあ、いったいどう綴るのか?と思って、パッケージをくまなく見たが、ローマ字表記はついぞ見つけることができなかった。やるな、湖池屋。
たぶん主原料がとうもろこしなんで、それで[コーン]という音を入れたかったんだろうね。
それにしても、ドンタコスVsドリトスといい、いったいどうなっとるんだ湖池屋という会社は。ものまね会社だな。
ああ、ドンタコスだってタコスじゃないけど[(ドン)タコス]なんだから、[スコーン]も[scone]じゃなくても[スコーン]でいいのか。