iTunesのエラー補正能力

以前、Phil CollinsのCD No Jacket Required のアルミ蒸着層に爪楊枝大の穴があいて、曲の後半およそ2分ぐらい(じつは3分ぐらいだった)が聴けないという話をかいた。また、そんなこともあるのでCDもバックアップをとっておいたほうがいいのではないか、ということもかいた*1
No Jacket Requiredはすでにまともに聴けなくなっているので、いまさら・・・ということで、バックアップ計画は頓挫していたのだが、CDのアルツハイマー化が進行するまえに、やったといたほうがいいのではないか、障害は今ならまだ1曲だけだし、ということで、取り込んでみた。あのデケデケデケデケ部分が取り込まれたファイルではいったいどうなるのか?ということにも興味がわいて。
で、結論は、ほとんどクリアー。よく聴けば「あれ?」という感は無きにしも非ずだが、聞き流せばまるで問題ない。ひょっとして、と思い、取り込んだファイルではなく、元のCDをそのままPCで聴いてみると(いつものCDチェンジャではなく)、おお、ちゃんと曲の終わりまでいってくれるではないか。デケデケデケとなることもなく。なかなかやるじゃん。
それにしても、いつも使ってるプレーヤのエラー補正能力が低いのは幸いである。なぜなら、それでCDの劣化に気がついてからでもPCでバックアップできるから。もしそれが逆なら、劣化に気づいたときはもう手遅れだからね。