変換すればいい

YOU TUBEからダウンロードしたFLVファイルから抜き出したMP3ファイルをiTunesのライブラリに追加すると、曲の時間の表示が「33分」とかってむちゃくちゃになって困っていた。CD-Rに焼こうとすると、曲数が少なくても、つまり、実際の演奏時間が短くても、合計が「4時間」とかになっちゃうからである。
それでも、ちゃんと1枚のCD-Rに収まってくれるのかもしれないが、見かけの時間が長いのが原因で収まらないかもしれないし、実際の演奏時間の合計も本当の演奏時間がわからないのでわからない。だから、CD-Rを無駄にしたくなくて焼くのをためらっていたのだ。
ところで、iTunesのライブラリにはいっている曲の中にも、iTunesフォルダに入っている曲とそうでない曲がある。iTunesのライブラリに追加するとみんなiTunesのフォルダに入っちまうのかと思っていたが、それは間違いだった。iTunesを使って取り込んだものは自動的にiTunesフォルダに入るが、既存のファイルを単に追加するだけではiTunesフォルダには入らないのだ。じゃあ、既存のファイルでiTunesフォルダに入っているものがあるのはなぜなのか。そして、iTunesフォルダに入っているものは、元のファイルの演奏時間表示はでたらめでも、ちゃんとした数値が表示されているのだ。これが、ちゃんとした演奏時間表示への鍵ではないか。ならば、どうすればiTunesフォルダに入るのか。
答えはしごく簡単だった。iTunesで変換すればいい。既存のMP3ファイルでもiTunesでもういちど変換すればiTunesのフォルダに入る。そして、まともな演奏時間が表示されるのであった。