レンジフードの前面パネルがはずれる

その餃子を焼いているとき気がついた。レンジフードの前面パネル(写真の中央の黒いところ。吊り戸棚の扉の左)が斜めにせり出している。オーバーハング状態だ。こんなんだったっけ?と思ってさわってみると、グワングワン。上の方の引っかかりがはずれているのだ。下はねじだからとまっている。我が家のレンジフードは同時給排気タイプなので、その前面パネルの背後には吸気ダクトが開いている。どうやら、そこから強風が吹き込んでパネルを押したようだ。しかし、そんなことでこんなことではこりゃまたお粗末である。
そして、取り付けにまた苦労した。
まず、上部の引っかかりが開くように変形していたのでそれをもどした。しかし、引っかかりが浅いので、引っかかりの端に力が加わるので変形しやすく、わずかな変形でまたはずれてしまうだろう。
次に、押されて斜めにせり出したため、下部のふち折りが変形し鋭角になり、上部の引っかかりがまったく引っかからなくなっていた。そこで、下部の折り返しを90°よりやや大きめに曲げなおさなければならなかった。
そして、これはもともとだと思うが、パネルの穴と、その下に来るねじ穴の位置があわない。これは施工上の問題だと思う。つまり、ねじ穴のある方の部材がわずかでも傾いて取り付けてあると、パネルの左側は壁が突き合わせになっているので、壁につかえてパネルは傾くことができないので、パネルの穴と下のねじ穴があわなくなるのである。
設計事務所に連絡したのはいうまでもないが、根本的な解決策は、レンジフード本体つまりねじ穴のあいている部材を右1mm左2mmほど持ち上げることである。それでねじ穴もあうし、引っかかりも深くなる。しかし、そんなことができるとはとても思えない。どうなることやら。
ところで、冷風の原因はこのレンジフードにもあったのだった。なんか換気計画的にしなくてよかったみたいなんだが、俺は「常時換気」というのにしていたのだ。すると吸気ダクトの電気シャッターが開くので、そこから風が吹き込むのである。室内側の吸気口は例の前面パネルの上部(天井近く)にあるので、そこから風がでているなんて知らなかったのだよ。