バランスボールの補修(つづき)

ところが、やっぱり、ダクトテープ(使ったのはダックテープ)の粘着剤がレロレロになって、はがれてきてしまう。前回のビニルボートかビーチボールか用の補修パッチもそうだったのだ。バランスボールの素材の硬化を防ぐために添加されているリターダのようなもののせいだろうか。
まあ、とにかく、そのままにしておくわけにはいかない。つぎの手をうたねば。ということなんだが、どうも、はなっから勝手に塩化ビニル製と思い込んでおったのだが、よくよく撫でたり擦ったり引っぱたりしてみると、なんかそうではなくて、じつはゴム製なんじゃないか?という気がしてきた。そこで、注文したサイト(テーピング&スポーツメディカルのD-メディカル)をたずねてみると、

丈夫で滑りにくい素材でできているバランスボール。
重さも300kgまで耐えられるよう設計されています。
様々なエクササイズにお使いください。

とあるだけで、材質が明示的に書かれていない。
まあでも、ゴムだろう。ゴムじゃないとしてもとりあえずやってみよう。ということで、自転車のパンクと同じ方法で修理してみたのだった。
で、念のため、一晩養生して、またもや奴隷的労働すなわち空気の充填である。こうも連日だとええかげん腰もくたびれてきとってどうも具合わるい。あの姿勢がいかんのだ。腕を使う方法をやめて、膝の屈伸を最大限使ったり、空気入れ自体を前傾させ腕を伸ばしたまま揺動させたり…それでもやっぱり腰にくる。腰を伸ばしたままうまいこと空気を入れれんもんか。
というわけで、空気入れを腰かけの上にのせて、かつ腕を伸ばしたまま、腹筋を最大限使ってやってみたら、これがなかなかいいのであった。
で、念のため、すぐには乗らないで、養生しておった。が、子どもたちがなにも考えず負荷をかけやがって、それでも当日中は「お、なかなかいいかも」という感じだったのだ。
が、それもはかない夢。今朝になったら、クレーターがいっぱい(空気の抜けはじめはそうなる)できてて、パッチを見たら、ペロンペロンなのだ。まるでくっついていない。
いったいどうしたらいいのか。
捨てることも考えたが、はたしてこれは不燃か可燃か。材質がわからんので困ってしまう。そして捨てたとして、その跡継ぎを買うかどうか…
結局、捨てないでLet It Be でいくことにしたのだった、とりあえず。そのまま使って、空気を補充したくなったらまた腰掛法で入れる。入れたくならなきゃ入れなきゃいい。そして捨てたくなったらそのとき捨てればいい、ということで。