胡桃をきれいにして少し食う


初夏に「こんな時期のやつはまだ身がはいっとらんかも知れんなあ」といってY氏がくれた胡桃。土に埋めたらどこへいったかわからんくなりそう(中心部はともかく辺縁部が)だし、埋めるのも面倒、掘り出すのも面倒そうなので、クスノキの根元にうっちゃっておいたやつ。まあ、ええ加減、果肉が剥落して種(普通クルミと言ったとき想像する固い殻のところ)がむき出しになってきとったので、軍手をして3つぐらいずつ(わりと小ぶりだもんで)左右の手に握って、ガリガリと実どうしをこすり合わせて果肉の乾燥したのをとりのぞいた。
やりだしたら、ついついきれいに感想果肉をとりのぞきたくなってしまったのだが、考えてみれば、種を割って中の仁を食うのだから、種の外側はそんなにきれいにする必要がないのであった。
やはり身(仁)は小さめで、ややしおれ気味。まあ、それでも胡桃の味ではある。とはいうものの、もっと身のつまったやつの方がいいに決まってらぁ。いま、まさに、収穫のときなんじゃないのか?