「ヒストリアン」(エリザベス・コストヴァ)を読み終える

あんまり詳しいことはかけない。
ドラキュラとの出会いは、小学校6年か中学1年のときである。正月に母親の実家にいき、凧揚げをした木曾川の川原でブラム・ストーカーの文庫本を拾ったのだ。だが、それはずっと読まれずに、読んだのはたしか中学校3年のときだった。
そのとき、俺は、信仰の力というものにかなり感銘を受けた。そういう信じるものがあることをうらやましいとも思った。そのせいで、キリスト教にもいささか興味を持つようになったのだった。
大学生のときは、M氏に借りた「ポーの一族」(萩尾望都)も読んだ。FOCUSのMoving Wavesをずーっとかけながら。お話と音楽が、もうピッタンコで、俺は完璧にあの世界に入り込むことができた。