低音は隅に集まる

位置を示す図

burning spearのchant down babylon*1というCD2枚組みのベストアルバム。これがもう生粋の4Rs(Roots Radics Rockers Reggae)で、やたらかっこいい。他のアーティストがカバーしている曲も多い。
それを、暑かったので窓を開けて、窓際で本を読みながら聞いていた。そうしたら低音がものすごくブーストされて聞こえる。上の図でいうと、4の位置である。ちなみに音源(低音の)は0の位置である。
かつては1の位置で聞いていた。で、なにげなく2の位置へいくと、低音の聞こえ方が全然ちがう。うんといいのである。これはきっと音源の真正面だからだろう、と思い、サブウーファの向きをなおしに3の位置まで近づくと、そこでも低音がしっかりと聞こえた。そこで、いろいろ聞く位置をかえて試してみた結果、「低音には天井が必要、吹き抜けの下ではしっかりした低音が出ない」という結論を得た。
しかし4の位置は吹き抜けの下である(灰色の四角に囲まれたところが吹き抜けの下になる)。「おお、なんかよくわからんが、この位置はいいぞ。吹き抜けも含めた音の道が低音を共鳴させるのに必要な長さを満たしたのか」と考えた。
しかし、外に出ようと5の位置に来たとき、4の位置よりもさらに低音がブーストされているのに気がついた。ちょっとバランスが崩れるほど出すぎている。そこで、ためしに6の位置へいって聞いてみると、そこでも5の位置と同じように聞こえるのであった。
つまり、低音は角っこに吹き寄せられるってことだな。

*1: