音が出たり出なかったり

きのう、買い物の行き帰りに、最近のいつもどおりMP3プレーヤで音楽を聞いていた。きのうはたまたま初音ミクとその仲間の曲がおおかった。家につくちょっとまえに聞いた『moon』を家のサウンドシステムで聴いたらどんな感じだろうさぞかしいい感じだろうな?ということで、MP3プレーヤを自宅のサウンドシステムにつなごうとした。ところが、おれのMP3プレーヤのイヤフォンジャック部は、、へんにカッコつけてなんか斜めになっているので、アンプとつなぐためのいつものステレオミニプラグが奥まで入らないのだ。

そこで、かつてTVというものを見ることができたころ使っていたイヤフォン用延長コードを使うことにした。
それでちゃんと左右両チャンネル音は出るようになって、いい気になって聴いていたら、あれれ?サビの部分というか、Cメロというか、下のYoutubeのだと

3分47秒あたりからの部分(ココから一発でいけます)、のヴォーカルがほとんど聞こえない。
うーんこれは困った。いったいどういうことだ?買い物のとき使っているヘッドフォン(あそこを絶縁する - 主夫の生活)につなぎかえて聴いてみると、ちゃんと聞こえる。
ということはまあ、あれだな、延長コードだ。その延長コードも途中でなんかハンダ付けしてあって、100円ショップで買ったはずなのにプラグのプラ部には[SONY]のロゴがあるからね、たぶん、TV台のガラスの扉にはさんで切れかかっていたんでいらないプラグにすげかえたんだろう。なので、その接続部分で、またショートしてるかなんかにちがいない。
そうふんで、接続部の熱収縮チューブをとりのぞき、3対の導線をあきらかにたがいに接触しないように放射状に広げてやったら、ああ、ちゃんとヴォーカルが聞こえるようになった。
それにしても、あの部分だけヴォーカルが消えるとは…
たぶん、左右の信号が少しだけ混ざってたんだと思うけど、それで音が消えちゃうってことは、音の位相がほぼ正反対ということだろうな、あの部分だけ。なんで?わざと?てちがい?どちらにしても、いかにも人工音声ならでは、だよね。


というようなことを説明するために、きょうになって、Youtubeで『moon』をさがして聴いてみたんだよね。
そうしたら、なななななんと、Youtubeでもあの部分のヴォーカルがほとんど聞こえないじゃん。え?なにこれ?てことは、ほとんど聞こえないのが本当で、ちゃんと聞こえるのがおかしい?それとも、この新しいノートPCも接触不良?それだけはあってほしくないなあ。
じゃあ、ということで、デスクトップPCの方でおなじYoutubeファイルを聞いてみると、ちゃんとボーカルが聞こえていた。こりゃますますもって新しいノートPCの方に問題があるということだな。でも、320kbpsの高音質バージョンではおなじようにヴォーカルがほとんど消えていた(ここから)ので、こりゃ[高音質]に問題があるのかもしれないぞ、新しいノートPCは[高音質]もセールスポイントとして掲げておったからな、と思い、ノートPCの高音質関係をあたってみる。
どうもWindows7の機能ではないようで、たどりつくのに苦労した。いま考えてみれば直接コントロールパネルにいけばすぐだったのに。というわけで、IDT Audio Control Panel というのでSRSというのをオフにしたら、ちゃんと聞こえたのでした。QED