メルベンの17年目の車検

しかし、それにしても最近の車検というのは、簡単なもんだ。前回のFitのときは待っている間に、今回のメルベンでも1日で上がってしまう。今までのはいったいなんだったんだろう。
てなわけで今回の車検で特に修理が必要だったところは、なし。しいていえば発煙筒が期限切れで720円。工賃は値引きで−6円と記載されている。それと車検基本料金15,000円、保安確認検査料6,000円、継続検査手続料3,000円、自賠責保険29,780円、重量税37,800円、印紙代1,100円、リサイクル料13,920円で〆て税込み107,314円、リサイクル料を払っても前回とほぼ同じで済んだのでした。ちなみに前回は100,590円。
あ、そうそう。代車はまたもや軽。しかし、なかなか乗り心地がいい。サスは適度にやわらかく、さすがに加速時のエンジン音は大きいが、アクセルOFF時のスムーズさはメルベンにひけをとらない。あのスムーズさはメルベンに特有のものだと思っていたが、どうやらそれはトルコン車に共通する特徴だな。
トルコン車の場合、流体クラッチを使っているのでアクセルOFF時にエンジンと車軸の連絡が半ば断たれたようになる。そのため、エンジンの回転が下がりやすく(最近のトルコン車は、エンジンブレーキを利かせるためそうでもないかも)、また、路面の情報がダイレクトに伝わりにくい。Fitの場合CVTなので、エンジンと車軸はソリッドに連絡されたままだからだろう、アクセルをOFFにしてもエンジンが回されている感じだし、路面情報の伝わり方にもダイレクト感がある。
俺は、免許を取って以来、HONDA LIFE StepVan、FIAT PANDA、Autobianchi A112とマニュアル変速車を乗り継ぎ、トルコンのメルベンを経て、そのあともマニュアルのAlfa156、CVTのFitときているので、トルコンはメルベンしか知らず、したがって、トルコンの特徴をメルベンの特徴と勘違いしていたような気がする。いや〜、まだまだ勉強が足りませんわ。