Vinoのタイヤをかえた

これは記録しておかなければならない、と思った。
後輪のタイヤ。
ちょっとまえから、コーナーでグラグラする、と妻がいっていたのだ。が、それは、タイヤの減りとは関係ないと思う。それは、たぶん、空気圧が低いからだと思う。空気は入れたのだ。でもまだ低いんとちがうだろうか?ガソリンスタンドで、まさか自分で入れたのか?そのへんは聞いたような気もするがちょっと思い出せないが、自分ならたぶん適正気圧をわかってないだろうし、スタンドの人もテキトーかもしれん。まあ、なんとなくパンパンならいいだろう、ということで。空気を入れたのは、もちろん空気が減っていたからだが、そりゃもうベコベコというレベルで、そんなになるまでよくも放っておいたなっていう減り具合だった。そりゃグラグラするだろうっていう。で、空気を入れた/てもらったとしてもまだ少なかったんじゃないか。タイヤが減っているからといってそんなコーナーでグラグラするなんてちょっとおれには考えられないよ。が、しかし、タイヤがすり減っていたことはたしかである。
それはちょっとおいといて、このまえ、妻が家に帰る途中、もうだいぶ家の近くで、走っていると突然ガラガラガラといいだしたらしい。あわててエンジンを止めて家まで引っぱって(押して?)きた。話を聞いてエンジンをかけようと(ささやかなくせで)キックスターターをふむと、エンジンはかからずキックスターターは下がりっぱなしだった。なので、キックスターター基部にたぶん付いているラチェットがいかれたんかと思った。キックスターターを元の位置に手でもどして、セルを回してみると、エンジンがかかり、たしかにガラガラと激しい音がする。おっかなくってすぐにエンジンを止めざるをえないような音だ。それで、すぐにエンジンを止めて、近所の酒井サイクルという行きつけの店に持っていった。
そうしたら、ファンかなんかとクランク軸とのスプライン嵌合部がはずれてそれがクランク軸のスプラインに接触して強制的にまわされ、暴れて羽根がバリバリに割れて、そいでもってガラガラと激しい音が出た、ということらしい。
自転車屋の親父さんは、ガラガラ状態でどのくらい走ったかということをしきりと気にしてたが、そのまま走るとクランク軸のスプラインが削れてしまって、もうなおらなくなるという。あの状態で、走り続ける勇気はこちとら持ち合わせていないが、エンジンが止まってるわけじゃなし、家が(家以外の目的地でもいいけど)遠い場合は、走り続けちゃう人もいるかもしれん。
あとで聞いた話だが、実際そうやって結構ながい距離を走っても大丈夫だった人もいれば、すぐにエンジンを止めた人でもスプラインがやられちゃってなおらなかった人もいるらしい。
というわけで、ちょうどいい機会なので、ついでに後輪のタイヤもかえてもらうことにしたのだ。じっくり見たら、センターの溝はまるでない。スリップサインもない。溝がないからスリップサインの出ようがない。もうその段階を超えちゃってたのだ。
両方あわせて15000円でした。内訳は不明。ガラガラの方は1万かからなかったと、親父さん言ってたけど。タイヤ高いなあ。でも自転車のタイヤでもそのくらいのあるし、はめ替えが後輪だから自動車よりも面倒そうなんで、妥当かな。