「歌う生物学」(経過報告)*2

おめあての歌のほうは、聴くに堪えなくて聴いてない。
さてテキストのほうだが、内容的には、当然(!)高校の生物。聞いたことのあるようなことばかり。と同時に、きちんと答えられないことばかり。しかし、それらはどれも大切そう。まさに基礎なので、これから役に立つ場面も多いだろう。だから、まじめにやらなかった生物を、ここであらためて勉強しなおすのもいいんじゃないかと思って読んでいる。
でもこの先生、結構いい加減なところがある。26ページではやくも1箇所。ちなみにこの本、70のトピック(歌と解説)と7つのコラムで構成されているのだが、24〜26ページはまだ8つ目のトピックだ。

もっとも直裁な無性生殖は分裂だろう。

とあるが、「直裁な」というのはヘンだと思う。自信がないので調べてみると、「直裁」という言葉はある。しかし、意味は「直に裁く」という意味であり、この場合は無関係であろう。引用は「直截な」の誤記と考えられるが、ちなみにこの読みは「ちょくせつな」であって、「ちょくさい」は慣用読みとのこと。
こういうことがあると、すべてが信用できなくなって、とたんに読む気がなくなっちゃうんだけど、人間だれしもパーフェクトじゃないんだから、多少のことは目をつぶらないといけないのかもね。
あ、*2のリンク先では、CD2枚って書いたけど、3枚でした。ご無礼。