帽子を編む

モデルは上の子

髪の毛も伸びてきたし、だいぶ暖かくなってきたので、また丸刈りにしようと思ったが、暖かくなってきたといってもまだまだ涼しい日もあるので、風でもひいたらとろくさい。ということで、帽子を、と思ったのだが、丸刈りにベレーはちとおかしい。冬によくかぶっていた毛糸のワッチキャップもちと季節はずれ。もう少し涼しげなニット帽を買おうか、それともイスラム風のでも、とさがしてみると、こんなん見つけたが、「全て売り切れ」とのこと。もうひとつこんなんも見つけた。なんかめちゃ安い。でも、送料をくわえるとそれほどでもない。買ってみたら想像とちがってたなんてことになっても馬鹿馬鹿しい。
そうやって考えあぐねていたら、ふと「そういえば、上の子が生まれたあと妻が赤ちゃん用靴下とか編んでいた毛糸の残りが大量にあったぞ。それで雑に編んだら[レース礼拝帽]みたいになるんじゃないか?」と思いつき、図書館で本を借りてきて、やってみました。
本に書いてあるとおりの目数でやったら、あらら、小さすぎてはまりません。たぶん糸が本のよりも細かったからだろう。ムスリム用礼拝帽というよりも、ユダヤ教徒のやつっぽい。それに、慣れない編み始め、すなわち中心に近いほうはめちゃ雑で、慣れてきた周辺部はきれいに目がそろっている。できてみると、雑にやって隙間だらけなのよりも、きれいに目が詰まっていたほうがいいかもと思えてきた。
ということで、もう一度トライしてみようかとも思っているんだけど、せっかく作ったやつを一度も使わずにほどいちゃうのももったいないので、もう少し暑くなって坊主にしたら少し使ってみて、それからリトライですか。