右側走行の謎
[青の炎 - 主夫の生活]で書いたように、冒頭に道路の右側をロードレーサーで走るシーンがあり、どういう意味があるのかずーっと気になっていた。
この前の自動車図書館で妻がその原作本
- 作者: 貴志祐介,角川書店装丁室
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2002/10/23
- メディア: 文庫
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どうやら、主人公は江ノ島から鎌倉に向かっていたらしい。そうすると右手が海になる。しかし、普通に道路の左側を走って、それを道の反対側から撮影すると、背景は山の法面ばかりになってしまう。監督としては海を入れたかったんだろうな。そうしないとどこを走っとるかわかっれせんし。
だからといって、右側を走らせるのはイカンだろう。法的にも。あの監督ならやりかねん、というやつか。
自動車だったら右側走らせるなんてことはやらんだろう。自転車だでええがやって?ちいと自転車をなめとれせんかっ!
だったら、シナリオをかえてしまえばいいのだ。東から西に向かうように。
原作を読んでいる人には違和感をあたえるかもしれないが、そこは劇中でうまいこと説明するとして、見ている人によぶんな神経つかわせんようにするのが監督の力量ってもんだろ。