『ユービック』 フィリップ・K・ディック(著)浅倉久志(訳)★★★☆☆

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

映画『ブレード・ランナー』は大好きだし、『トータル・リコール』もかなり好きだ。なので、本も読んでみようと
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)

は読んだことがある。ぼちぼちだった。
模造記憶 (新潮文庫)

模造記憶 (新潮文庫)

は読んでない。
この本は[読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選 - デマこい!]で紹介されていた。“ディックの作品はぜんぶオススメしたいのだが、一本だけ選ぶなら『ユービック』を私は推したい”とのことだったので期待して読んだのだが、ぼちぼち。くわしい言及はさけるが、構造的にはトータル・リコールに近いと思う。ああいう本当に体験したことなのかただの捏造された記憶なのかわからなくなるような、ほかにはのように、夢なのか現実なのかわからなくなるようなお話が好きだ。