チッチョの夢を見る

またもや。
俺は仕事場にいて、なにかの拍子に「そういえばチッチョ(アウトビアンキA112エリート、9年間乗っていたクルマ)が修理に入れたままになってたわ」と思い出し、「そうかまだあったんだよかったよかった、帰りによってもらってこうか、いや、俺はクルマだから、いちど家に帰ってテルちゃんと2人でオートバイで取りにいこう」と考えた。〔いま思えば〕なにもオートバイでいく必要はない。2人でいくならクルマでもいいはずなのに。
すると俺はオートバイにのっていた。わりと大きい、400ccぐらいの単コロかツインぐらいの、旧車っぽいネイキッドのオートバイ。「オートバイ」という言葉が似合うような。
えらくほそい幅員1.5メートルぐらいの道に曲って入っていくと、前方に水たまりが。幅員1.5メートルといっても、両脇は幅30センチぐらいの側溝で、通行できるところとの境目は10センチぐらいの縁石である。ということは〔いま計算すると〕通行できるところの幅員は70センチぐらいか。まあそんなくらいか、もうすこし広かったような気もするが。とにかくその幅いっぱいの水たまりで、長さは5メートルぐらいか。その路地のおわるところというか直交する道にでるところまで続いている。
水たまりの深さがどのくらいあるかわからないので、俺は安全策として、縁石の上を通ることにした。
縁石は、普通にとおるところよりも数センチ高くなっている。水たまりの手前で縁石の上に慎重に乗り上げた。そのとき前輪のクロムメッキのフェンダーとタイヤのストレート系のグルーブが見えたのを覚えている。前輪、そして後輪、と意識して慎重に乗り上げた。そのとき、自転車の少年(中学生か高校生ぐらい)に「わるいね」といって先に行かせてもらった。路地にいたのは、俺とその少年だけである。
そして、まえに見たチッチョの夢を思い出した。
そのときも、今回と同様に、ないと思っていたらじつはまだ修理のために工場に入っていて、たしか電話をもらって、引き取りに工場までいったのだった。工場はピットが4つほどもありそうな大きなもので、工場の片隅に、ちょっとした応接コーナーがあった。作業場とのあいだに仕切りはない。ソファは簡素なもので、くすんだオレンジ系の色だった。そこからジャッキアップされたクルマが見えていた。でも、チッチョは見ていない。
今回は、工場までたどりついてないし、もちろん現車を見ていない。
さっきちょっと調べたら(「チッチョ」の検索結果 - 主夫の生活)、実際にチッチョに乗ってる夢も見ている(チーナの夢 - 主夫の生活)。
ちなみに、メルベンの夢はほどんど見ない。覚えているのは、ブレーキがきかずにあせる夢ぐらいだ。