イヤフォンをひろう


このまえから、テレビ用のイヤフォンがひとつ見当たらなくなっていた。きょう買い物にいくとき、いっそのことダイソーによって買ってしまおうか、と考えていたんだ。
そうしたら、その1分後ぐらい(?)、距離にして30メートルぐらいのところで、電柱に白いイヤフォンがぶら下がっているのを発見。そんなことあるんかいな?という感じ。
電柱に巻いてある帯状の「貼り紙禁止」みたいなものの止め金具にからまっていた。片方の音のでるところのネット状の部分がとれて、音のでるユニットがぶらんとたれ下がっていた。それもそれのおさまっていたはずのケーシングもすこし変形していたし、コードも汚れていた。たぶん、落として、クルマにひかれて、だれかがひろって、(それ以上ひかれないように)電柱にひっかけといたんだろう。たぶんApple社製のものだと思う。
家に帰ってためしてみたが、壊れているほうは音がでなかった。ぶらぶらしてたということはコードはつながってはいるようなんだが、よく見るとちょっとあやしい。つながっているのは、導線部分じゃなくて、切れ防止用の(?)糸状のものだけかもしれない。なので、ハンダ付けをやりなおした。でも、やっぱり音がでなかった。
ところで、3日ぐらいまえに、ひとつのイヤフォンに戦力外通告をしたのだ。右のほうだけ、まともに音がでない。入力の大きいときだけ「ガガ、ガガ」という。なんか、音の出るところにゴミでも入ったのかと、振りまくったけど変化なし。磁石に小さな鉄片でもくっついているのかと思い、音のでるところのプラスチックに穴を開けて見てみたが、結局わからなかった。
というわけで、そいつの音のでるほうのコードをちょん切って、それを、ひろったイヤフォンの壊れているほうと交換してやった。
まあ、いちおう聞くことはできるようになったぞ。しめしめ。