「1984年」ジョージ・オーウェル(著)新庄哲夫(訳)★★★★☆を読み終える

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

「1984年」 - 主夫の生活以来なんで、5年越しということか。不思議と、まえ読んだところは、だいたいだけど、覚えとったなあ。
あのときは、「たいしたことないんじゃないか」なんて書いていたが、なかなかどうして、その世界の様子がこまかく描きこまれていて、よかったよ。ただ、文章が古くて、たぶんそのせいで、よくわからんところが少しあったので、もっと現代的の訳があればより楽しめると思う。
解説ではふれられてなかったけど、「ニュースピーク」のB語彙群の省略語は、現代中国語の簡体字のアナロジーだろうね。