「人間はどこまでチンパンジーか?」ジャレド・ダイアモンド(著)長谷川真理子・長谷川寿一(訳)★★★★☆

人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

いささか古い本だが、いちおう読んどいたほうがいいかな、ということで。
はじめのうちはすらすら読めたが、後半くどくなってしまった。文章もわかりにくくなったと思った。そうしたら、第4部・第5部(全5部)は寿一氏の訳らしい。
「1万年の進化爆発 文明が進化を加速した」グレゴリー・コクラン, ヘンリー・ハーペンディング(著)古川奈々子(訳)★★★★☆ - 主夫の生活で、インドは印欧語圏の東端のようなことを書いたが、どうも中国トルキスタンあたりまで印欧語族の言葉が使われていたらしい。たぶんそっちのほうが東だろう。
ただ、そのあたり一帯は、のちにモンゴル語トルコ語が使われるようになったので、いまは使われていない。