「鴨川ホルモー」万城目学(著)★★★★☆

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー

うーん、さわやかな青春小説だ。おもしろかった。けど、いまいち。いまいち興奮したりハラハラしたりドキドキしたりしないのだ。
でも、架空の(おそらく)システムの構築に矛盾がなく、全体の構成にも破綻がないところはさすが。
京都は、若いころ自転車でいってすこし走りまわったりしたせいで、ちょっとだけ地名を知ってて、それでよけいになじめた気がする。あのときは、高校のとき以来数年ぶりに不整脈がでたのだった。