充電できない電池の続き

売店から、さっそく返信をいただいた。だが、予想通り「3ヶ月保証なので有償になる。在庫がまだ1つあるので必要なら言ってくれ」とのこと。実際には当然もっとうんと丁寧な口調である。
注文するかしないかはとりあえず置いといて、件の電池はどうせお払い箱になるのだからと、だめもとでケースをかなり強引にあける。あけるというよりも、割るといいうのに近いかもしれない。中に入っているのは、電池本体と小さな回路。電池本体と電極のあいだにある。これがいわゆる過充電/過放電等の保護回路なのだろう。どうせ端子のはんだ付けが取れてるぐらいのことだろうと思って見たが、しっかりとくっついている。回路のほうも見たところおかしなところはない。念のため、細いドライバでつっついてみる。そうして、コンセントに差し込んだ充電器に装着してみる。やはり充電中/充電完了を示すLEDは点かない。
ところが、回路を手でぎゅっと押してやると、LEDが赤の点滅、あるいは赤と緑で交互の点滅となる。
うーん、なんかわかんないけど、きっとその保護回路がいかれてるんだろうという気がした。そこで、それをバイパスするようにジャンパー線をはんだ付けしてやったのだ。
そうしたら、おお、LEDが充電中を示す赤に点灯したではないか。しめしめ。でも、過充電保護回路がないから、充電のし過ぎで破裂なんてことにならないか。寝るまえにはコンセントから抜いておかないとな。