AACエンコードによる音質劣化

まあ、実際に自分できいてみるのが、なんだかんだといって一番なんだよね。面倒がらずに やりゃよかったんだ最初っから。
比較につかった曲は

Stand By Me 4:11 Maurice White
One More Kiss 5:41 REBECCA

再生装置は

  • AAC128kbpsのほうが、iTunes オーディオCDと音量を[だいたい]おなじにするため、iTunesのイコライザで7dBほど出力音圧をあげた。
  • オーディオCDのほうが、Pioneer PD-F1007(CDチェンジャー)

で、結論は、まったくちがいはわからない。というもの。
あまり、重ばこのすみをつつくようなオーディオオタクのような比較はしたくなかったので、1曲を交互に最後まできいて・・・、というやりかたにしようとおもっていたのだが、ついつい、スタートを[手動で]同期させて、アンプのセレクタをカチャカチャきりかえて ききくらべてしまった。
事前調査によると、AACは16kH以上をばっさりとではなく臨機応変にではあるがカットしていて高音部にちがいがでる(でるとすれば、あるいは ちがいがわかるとすれば)、とのことだった。Stand By Meではそのへんがよくわからなかったので、One More Kissもためしてみる。
はじめは、ハイハットの音色や残響に差があるかな?(当然、AACのほうが高周波成分がすくなく残響もみじかい?)とおもったが、セレクタでなん度もきりかえてききくらべてみると、どうもそれは気のせい(および演奏のせい)だったようだ。スピーカではなくヘッドフォンできいてみても、やはり、ちがいは感じられなかった。
まあ、47のオッサンのみみには、そんなに たかいおとまで きこえっこねぇよな。どうせよ。チューボーのころからa.l.a.p (as loud as possible) で音楽きいてきたしよぉ。
ちなみに、AACのほうは、PCのイヤホンジャック→ステレオミニプラグ--延長ケーブル(2mぐらい)--ステレオミニジャック→ステレオミニプラグ--ピンプラグ→アンプ(オーディオCDのほうは、CDチェンジャ→ピンプラグ--ピンプラグ→アンプ)というぐあいに、とても不利な条件であったにもかかわらず、この結果である。
AAC128kbpsでじゅうぶんですよ。