だるさについての実験

実験には心を鬼にして臨まなければならない。なぜなら、ただひとつの条件をかえて対照群と比較するというのが実験の鉄則であるにもかかわらず、生活における改善では最大の効果を得たいために、いきおい、複数の条件を変更してしまいがちであるからだ(実際、いつもそうしてきた。コンピの環境設定でも)。
さて、昨日お話した[体のだるさ]についてだが、もうすでに思い当たる原因のすべて(といっても2つだが)を変更してしまった。たしかに靴をかえ、ゆうべは天ぷらもシフォンケーキも喰っていない。かといって前の靴はもう捨ててしまった。いやゴミ袋から救出する手はあるのだが、底が破れてて家の中が黒いゴムの粉で汚れる。ということでその条件は元に戻せない。となれば、またもや天ぷらとシフォンケーキを喰わねばならぬ。しかも、早急に結果を知りたいので、早急に喰わねばならね。これは結構厄介なことである。
まあ、今日は昨日より少しは[だるさ]もましなようでもあるし、それはクリスマスあたりで、ということにでもしておこうか。
そうそう、[体のだるさ]の原因として、もうひとつ思い当たることがあるのだった。それは、家事を計画的にやるようになったことである*1。ちなみに、家事のほうは過不足を感じることなく、計画は妥当であったと、まあ、言えるだろう。しかし、もともと、俺は時間に追われたり予定に縛られるのがいやで勤めをやめたのではなかったか。それなのに、また元の生活様式にもどしてしまうとは!習慣の虜か?それとも、計画というものが本当に必要で自然発生的に発生してくるものなのか。
で、それが(時間に追われたり予定に縛られたりすることが)体のだるさを生んでいるのではないか?と、そう考えたわけである。てなわけで、これもちょっと元に(つまり無計画に)もどしたいのだが、それは、単に時間に追われたり予定に縛られたりすることがいやなだけなのかもしれない。どのみち、とりあえず靴と食事という条件を変更してしまったので、計画家事をやめるのはまだやめときます。それでまた体がだるくなったら、またもとの無計画状態にもどしてみます。