「無人の野」(1980年、ベトナム)を見る

本ばかり読んでいていささかくたびれたので久しぶりに映画を見る。ベトナム映画も初めてなら、ベトナム戦争ベトナム側から描いた映画も初めて。このまえの本*1からベトナム続きである。
バーブやズームアップの使い方がチープで好感。アメリカ兵はどうしてもアメリカ人に見えない。そのかわり(というわけでもないが)主人公のバー・ドー(ラム・トイ)は西田敏行に、負傷して主人公の家に運ばれてくるベトナム人劇団ひとりに見えてしかたがない。バー・ドーの奥さんソウ・サア(グエン・トゥイ・アン)は美しい。
担架はハンモック式にすれば棒は1本でいいし、おまけに肩にかつぐこともできることを発見。ベトナム語タイ語に酷似。