「サイゴンから来た妻と娘」を読みおえる

いやあ、面白かった。そして泣かせてもらいました。最後の4分の1ぐらいのところがねえ。やっぱり、ちゃんと最後まで読まなきゃだめだね。面白いところだけ読んでおしまい、てのは、失礼だよね。
1975年の4月というのは、俺にとっては高校に入学したばっかりのときですか。な〜んにもわかってなかったんだよなあ。あのころ何が起きていたのか、ということが、今ごろになってようやくわかりかけてきた、という感じで。同時代に生きていたわけだから、皮膚で何かを感じていたのかも知れないけど。
てなわけで、こりゃもう「バンコクの妻と娘」も読まなきゃな、という気になっています。「恐怖の存在」の参考文献の1つでマイクル・クライトンがおおいに影響を受けたと思われる「環境危機をあおってはいけない」*1という本を先に借りるかそっちが先か、あるいは録画しただけでまだ見てないベトナム映画「無人の野」を見るのが先か、迷っています。