ミラバン

買ったばかりの軽自動車で高速を何百キロも走ることになり、ちょっと心配していたが、たとえ100キロ出しても、それほど回転が上がるわけじゃないみたいなんで、それは問題なかった。ただ、さすがに4人乗車で登坂車線があるような坂を5速でやり過ごすことはできず、4速に落とし、それでも非力で3速に落とすと、回転が上がりすぎじゃないかと心配になった。ので、結果的にどんどんスピードが落ちることになった。ビーナスラインに入ると、3速でも上らない坂があって、2速に落とす。と、やっぱり回転が上がりすぎのような気がして、結果的にスピードがどんどん落ちるということになった。
しかし、帰りは、もうなんかどうでもよくなって、結構エンジンをぶん回して走る。2速と3速でぶんぶん走ると、かなり気持ちいい。余力のあるエンジンでてれてれ走るより、そうやってがんばってがんばって走るほうがうんと面白い。
やはり長野方面に行くということは上り基調となり、したがって帰りは下り基調となる。そのせいか、帰りはあまり速度低下が起きることもなく快調に走れた。東海環状に入ってからは追い越し車線を走るクルマも少なく、むしろこちらが追い越す側にまわってしまった。
帰りの高速を乗るまえに出発時に満タンにしておいた燃料が半分を切っていた。で、給油しようとしたが単価が高かったので5リッターだけ給油した。帰りが下り基調のせいか、自宅帰着時には燃料計は半分と下から4分の1の中間ぐらいまでしか減ってなかった。それで、走行距離は510キロくらいである。ひょっとしてこのクルマ、かなりのロングツアラーかも知れない。