むかしの原田知世

TOSHIBA SUGER

満ちて来る潮 (角川文庫 緑 216-12)にはさまっていたしおり。なんの変哲もないそのへんの少女。というよりむしろそれ以下か。いまの彼女の方がうんとかわいい。
東芝のカセットテープが2つ入るタイプのラジカセの宣伝なのだが、コピーがまたイイ。写真のなかに手書き風で「聴かせてください。大人になるまで。シュガー。」写真のしたに「Wでリバース知世のシュガー」こちらは句読点なし。うーん。考え込んでしまう。
彼女のきている服のむねにはエンブレムがついている。ちいさくてわかりづらいが、どうやらNEW CALEDONIAとかいてあるようだ。そしてそのしたの絵柄はメラネシア人の戦いのおどりか*1。おなじくはさまっていた角川書店の広告によると、天国にいちばん近い島 (続) (角川文庫 (5944))*2がこのころ出版されている。それと関係あるのかな?それによると、原田知世時の魔法使い (角川文庫 (5957))*3という本をだしている。しらなかった。
そして、また、製品のお値段がすごい。たかがラジカセが、47,800円もしている。そういえばあのころはたかかったなあ。いまみたいにやすくなったのは、いつごろからだろう。