高徳院から桶狭間病院の時計塔をのぞむ


ホシザキ電機んとこで、背広を着てビジネスバッグを持ったいかにも仕事で来たかんじの若い人が、携帯電話で桜を撮っていた。「そりゃ撮りたくなるわな」とつぶやくと、ヘッドフォンで音楽をきいていたせいか思いのほか声が大きかったらしく、こちらをむいて微笑んでいた。