『秘の思想』 柳父 章(著)★★★★☆

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そういえば、このまえ途中で読むのをやめた理由の大きなひとつを思い出した。著者は“しかるべき実験や観察に基づいたものではなくて、わずかな見聞と人の話などからの私の推測なのではあるが”と、みずからことわりつつ、その“私の推測”を展開する。そういう態度や、全体をベールのようにうすくおおっているそういう姿勢に嫌気したのだ。
しかし、あの(『秘の思想』柳父 章(著)★★★☆☆ - 主夫の生活)あと、おれはつづきを読みたい気持ちをおさえきれずに図書館に電話したのである。昼ちょっとまえに返したばかりならば、昼ちょっとすぎの今ならばまだ緑図書館にあるのではないか。鶴舞中央図書館所蔵の本なので、あしたでは手遅れになるかもしれない。