『悪霊の島』スティーヴン・キング(著)白石朗(訳)★★★☆☆

悪霊の島 上悪霊の島 下
上・下巻の表紙をくっつけてみました。ひとつの絵になるので。それにしても下巻の表紙の少女、どうして[L]ではなく[R]なんだろう?
たしかに、この先どうなるんだろう?って読むのを中断するのがためらわれるくらい、ではあった。それなのによく眠くなった。わからないところも少しあった。だからかもしれない。考えていると眠くなってしまうのだ。
そして、少しは怖かった。風呂に入りながら読んでいるとき、悪魔じみた(といっても本物の悪魔なんて見たことないが)声が聞こえたときは怖かった。上の子がそっと扉を開けて「うーーーー」って言っていたのだ。
ま、とにかく、「ありえるかい?」なんて思って読んでいたらダメだわ。それでも、最後まで読ませる力は持っているので3つにしました。
読み終わると、ほとんど内容を忘れてしまうけど、とにかく大部(上539ページ+下472ページ(訳者あとがき除く)=1011ページ)なので、暇つぶしにはいい。したがって、暇のない人にはおすすめできない。