日本語の表記

PCの横にある掲示板(物理的な)にかなり前からはってあるメモがあった。[矢作川水族館]と書いてある。新聞かなんかで知って気になっていつか見ようと思ってメモしておいたのに、たいしてその気もないものだからずっとそのままになっていたのだ。だが、いい加減じゃまくさくなってメモを捨てるためにといってはなんですが、サイトにアクセスしてみた(http://yahagi-aqua.com/)。
そうしたら、その中(http://www.yahagi-aqua.com/zukan/tanago.htm)に[ワンド]という言葉があった。何のことかよくわからなかったので調べてみた(ワンド (地形) - Wikipedia)。そうしたら、その中の「倭語」という語にリンクがはってあり、気になってそっちを見ると、その中に、

一方で、中国文学者の高島俊男は、大和言葉に漢字を当てるのはおかしく、例えば、「とる」の意味は大和言葉では1つなのであり、「取る」・「採る」・「捕る」・「執る」・「摂る」・「撮る」と書き分けるのはナンセンスであると主張している[2]。

と書いてあり、それは日ごろ俺が思っていることと同じだったので、気になって[高島俊男]のリンク先を見ると、そこには

「そのため、日本語本来のやまとことば(和語)を表記するのに漢字を使うのは不自然である。(後略)」

と書いてあった。これは、まさしく、俺が日本語の表記 - 主夫の生活の「2.これはこのあとの段階。」で書いたことである。同じようなことを考えている人がほかにもいることを知ってとてもうれしかったよ。
ちなみに、じゃあ、この人は自分で文章を書くときどうしているかと思って、ちょっと見てみたら(http://web.soshisha.com/archives/word/2007_0208.php)、きっちり、というか、かなり普通に、和語も漢字で表記しているのであった。たのむよぉ。