胡蝶蘭が咲く

今年の胡蝶蘭

何も世話してないのに、水すらも満足にやってないのに、けなげなもんだ。というか、種の保存のために必死なのか。条件の悪いときにこそ子孫を残そうとするものだから。
そう考えると、花はどの花も欲望の象徴であり、戦略に満ちており、美しくもなんともない。でも、そんなこと考えなきゃ、こんな風呂場の片隅で楚々と咲いているこいつは美しい。