なぜ端に寄らないのか

クルマを走らせていると、右折や左折の車がじゅうぶんに端に寄らないために後続車が数珠つなぎになってしまうということがよくある。そこで、なぜ寄らないのか(寄れないのか)考えてみた。
まず、わざと。つまり故意だな。当然、「まあ後ろが詰まってもええか」という未必の故意も含む。次に、技能。ようするに下手というやつ。恐くて寄れない、というのもこれ。次に、右左折の際はそれぞれ右左の端に寄らなければならない、ということを知らないという、つまり知識の欠如。そして、現状認識能力の不足。後ろに行列ができていることがわかっていないというやつ。お店を探していたり、おしゃべりに夢中で気づいてないとか。最後に、後ろの人がどう思っているか想像できない場合、つまり思いやりの欠如。他にもあるかも知れんが、とりあえずこれだけしか思いつかなんだ。
で、故意なら100%ダメだわ、当然。次に下手も100%ダメ。できないものはしょうがない。だから、故意ではなく、技能もある場合、他の要素がどう作用するかというと、知識があれば、他がどうでも「できる」ということになる。ただ、知識がなくても現状がちゃんと把握できて思いやりさえあれば結果はオーライである。
という前提で、ある要素がOKなとき、結果がOKになるのは何%になるか考えてみた。これはあくまで場合の数による確率で、要素ごとの実際のありえやすさは考慮していない。
すると、わざとではない場合は31.25%、下手ではない場合も31.25%、知識さえあれば25%、現状認識ができれば18.75%、思いやりさえあれば18.75%は結果がOKになる。
逆に、結果がダメなとき、どの要素がダメなのかという確率も考えてみた。
すると、故意は59.26%。下手も59.26%。知らないというのが55.56%。わかってないのが51.85%。思いやりがないのも51.85%ということになった。
まあ、そんなに意地悪な人もいないと思うけどね。
参考:真偽表