7人のマッハ!!!!!!! ★★★☆☆

タイ映画。お笑いなのかお涙頂戴なのか、オチャラケなのかマジなのかわからない。おそらく全部なんだろう。
おそろしく人がたくさん死ぬ映画。人命軽視、という言葉が思い浮かぶ。まあ、それもテロリストが村を制圧する話なんでしょうがないが。火薬の使用量も相当なもんだと思う。アクションもド派手で、やってる人の体が心配になってしまう。人件費が安い国らしいスタントだと思う。
スポーツ青年団みたいな人たちが国境の村へ合宿に行くと、そこにたぶん麻薬王の私設軍隊がやってくる。そういや、昔、クンサー将軍なんてのがいたなあ。
で、青年らは自分の得意なスポーツを生かした戦い方で戦うのだが、そこが笑える。別にそんな足先にまで意識を集中せんでいいだろう、とか、そんなん当たるかいな、とか、もっと普通にやれ、とか思うが、そこがねらいか?ただ、松葉杖の1本あしの村人が、それでカンフーをやるのがすごかった。でも、それがカンフーなのかムエタイなのか、テコンドーなのかはよくわからない(主人公の妹はテコンドーの選手)。
「7人のマッハ!!!!!!!」という邦題がついているが、何が「7人」なのかもよくわからない。たぶんスポーツ青年たちがそうなんだろうが、そこんとこがよくわからない。原題はタイ語の読めないタイトルのほかに「Born to Fight」と書いてあった。