長かった ★★★☆☆

ラビリンス 下

ラビリンス 下

わりとはやく読めたのは、それなりに読んだから。日数はかかっていなくても時間はかかっている。冗長さは感じないが、やはり長い。まあ、たくさん楽しめる、ということで、それなりによいのだが。だが、今の俺にはそんな余裕はないのでよくない。このまえ書いたように*1、あと1週間(23日まで)でもう一冊(「文明崩壊 下」(ジャレド・ダイアモンド))を読まなければならないので。
いや、それにしても、侵略と占領によってひとつの言語が失われたり、あるいは民族が消滅したりということは、どこにでもあることなんだなあ。ということで、これで俺が知りたくなったことがらは、カタリ派オック語、中世フランス南部の歴史、ついでにふたたび(引き続き)ケルトの人々と文化。
あと、ファンタジー問題*2については、その要素は3%未満(ということにしておこう)。むしろ、ミステリー的要素のほうが大きな割合を占めている、と俺は思った。
感動はないです。